保冷剤の選び方は?選ぶポイントから捨て方、再利用方法と長時間保冷の最強セットを紹介

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キャンプやアウトドアのときに食材などを冷やしてくれる保冷剤ですが、その効果はどのくらいあるのでしょうか。保冷剤には冷えた状態と凍らせた状態をキープできるものがあります。用途が異なるものを選択すると、せっかくの食材が台無しになってしまうこともあるので注意が必要です。

この記事では、保冷剤の種類や中身、再利用、廃棄方法から用途に応じた選び方まで解説します。あわせて、ヒマラヤおすすめの保冷剤やクーラーボックスを紹介します。

保冷剤とは?気になる捨て方と中身、再利用アイデアを紹介

保冷剤とはどのようなものなのでしょうか。ここでは、保冷剤の中身や種類、捨て方、再利用方法について紹介します。

保冷剤の中身はほとんど水、氷との違い

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一般的な保冷剤の中身は、水と高吸水性ポリマーが数%ほど入っています。
高吸水性ポリマーとは、主に赤ちゃんのおむつなどに使われており、浸透圧で水を吸収してジェル状に固め、吸収した水を留まらせる役割があります。そのため、溶けても液体ではなく柔らかいジェル状になります。

主成分が水なので氷を使って冷やす方法もありますが、保冷剤と氷では用途が異なります。
保冷剤は、溶けてもジェル状になるためクーラーボックスや中身が濡れることは少ないです。種類によっては氷点下まで冷やせるものもあり、冷凍の食材なども溶かさず持ち運べます。しかし、繰り返し使えるため同じ重さ分を持ち帰る必要があります。
氷は、氷として使えたり、溶かして料理や飲料など使えたり、不要になったら捨てることもできます。ただし、溶かすと中身が漏れて濡れてしまう可能性があります。氷の融点は0℃のため、冷凍の食材を持ち運ぶのにはあまり適してないでしょう。小さな氷だと溶ける速度が早いので、長時間冷やすのであれば、厚手で大きめな氷板などを準備する必要があります。

どちらも水でできているためサイズが大きいほど溶けにくく、保冷時間が長くなります。
帰りは食材を冷やす必要がなく、軽量化したいときなどは氷を使う、何度も利用する、濡らしたくない食材があるときなどは保冷剤を使う、アイスクリームなど冷凍の食材を冷やすときは、氷点下対応の保冷剤を使う、など用途に応じて使い分けてください。一緒に使うのもおすすめです。

保冷剤の種類はソフトとハードの2種類

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保冷剤には大きく分けると「ソフトタイプ」と「ハードタイプ」の2種類があります。中身はほぼ同じですが、ジェルを包むものが異なります。

ソフトタイプの保冷剤とは、お弁当やケーキなどを冷やすのに使われる、溶けると柔らかくなる保冷剤です。ビニールのようなものに入っているため、触るとどのくらい溶けたのか分かり、凍らせる形状もある程度自由にできるため、食材に沿って使うことができます。
ハードタイプよりも耐久性が劣るので、繰り返し使うと袋が破損することがあります。ケースの厚さも薄いので、溶けるのも多少早くなるでしょう。

ハードタイプの保冷剤は、プラスチックなどの硬い素材で作られたケースに入っています。丈夫な素材なので、破損しづらく再利用でき、利用頻度が高い方におすすめです。厚手の容器は熱を伝えにくいため、ソフトタイプの保冷剤より保冷時間は長くなります。
しかし、ケースが頑丈なため、保冷剤の形状を変えることができずにかさ張ってしまうのと、多少重さが増してしまいます。

保冷剤の正しい捨て方と再利用アイデア

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前述したとおり、保冷剤は高吸水性ポリマーによって水分を吸収してジェル状に固めたものです。
ほとんどが水分だからといって、保冷剤の中身を水道やトイレに流してしまうと、高吸水性ポリマーが水を吸い取って膨らみ、配管などを詰まらせるなどのトラブルが起こるので絶対にやってはいけません。
また誤って飲んでしまうと、体内の水分が吸収されて危険です。小さな子どもやペットなどがいる場合は、保管場所に気をつけてください。

多くの自治体では保冷剤を可燃ごみとして処分することができますが、焼却炉の温度を下げてしまうことから不燃ごみにしている地域もあります。自治体のルールを確認して、正しく分別しましょう。

使わなくなった保冷剤は、再利用する方法もあります。
観葉植物などで水の代わりに保水するジェルやビーズにも、吸収ポリマーが使われているものがあります。保冷剤に防腐剤などが入っていなければ、園芸用として再利用することも可能です。防腐剤が入っていると観葉植物を枯らしてしまうこともあるので注意してください。
また、アロマオイルなどを加えると芳香剤や虫除けにもでき、消臭成分が入っている保冷剤であれば消臭剤としても使うこともできます。

何度も使ってカビが生えてしまったり、エチレングリコールが入っていたりする古い保冷剤は、再利用せずに処分してしまいましょう。エチレングリコールは過去、カチカチに凍らない不凍液として保冷剤に配合されていたことがありますが、誤飲をすると中毒性があるため危険です。

保冷剤の選び方、ポイントは3つ

保冷剤の表面温度は、大きく分けると「0℃」と「氷点下」の2種類になります。ここでは、保冷剤を選ぶためのポイントについて使用例を含めて紹介します。

ポイント1:保冷力(温度)は目的に合わせて選ぶ

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まず、保冷剤で何を冷やしたいのか考えてみましょう。
冷蔵庫の庫内はだいたい6℃ほどに設定されていることが多く、0℃の保冷剤であれば物を凍らすことなく冷やすことができます。

・キャンプや海水浴などで冷やした飲み物をすぐ飲みたいとき
・バーベキューなどの食材を途中で購入して痛めないよう保存したいとき
・生鮮食品を凍らせたくないとき
・釣りで釣った魚を持ち帰りたいとき

など「冷やしたいけど凍らせたくない」場合は0℃の保冷剤を選ぶといいでしょう。暑い時期は食材を痛めないように注意し、魚は5~10℃で保存した方が鮮度を保てます。

氷点下の保冷剤を使うと、-18℃ほどに設定されている冷凍庫のような状態で保存することができます。

・長時間移動するキャンプやバーベキューなどで使う冷凍食材の保存
・キャンプや海水浴などで食べるアイスクリームや氷の保存
・釣りで釣った魚を保存するための氷の保存

など、凍った状態を保持したい場合は、氷点下の保冷剤を選ぶといいでしょう。バーベキューでは、冷凍食品も人気があり、下ごしらえしたお肉や魚介類を冷凍しておくと、鮮度を保ったまま調理の手間が省けます。

ポイント2:保冷できる時間に合わせて選ぶ

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次に、どのくらい保冷できる時間が必要か考えてみましょう。
たとえば、デイキャンプでバーベキューを楽しむ場合は、出発してから食材を使うまでの時間、釣りで釣った魚を持ち帰るときは帰宅時までの時間といった保冷時間が必要です。
保冷剤には冷却時間や保冷力が表記されているものもありますが、時間いっぱい保冷力をキープできるのではなく、時間が経つと溶けてくるので保冷力は変わってしまいます。特に、氷点下の保冷剤は、0℃の保冷剤に比べて融点が低い分早く溶け始めてしまうので注意が必要です。

冷凍や長時間冷やしたい食材がある場合は、複数の保冷剤やクーラーボックスを上手に利用して、適切な温度を保てるようにしましょう。

ポイント3:再凍結までの時間を考えて準備する

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最後に、保冷剤を凍結させるのにかかる時間、準備をする時間を考えておきましょう。
保冷剤の保冷力や量などタイプによってさまざまですが、保冷力が高く、中身が多いものほど凍結するのに時間がかかります。
一般的な凍結時間は、0℃の保冷剤で1日ほど、氷点下の保冷剤は3~4日ほどかかり、冷凍庫の環境や保冷剤のサイズなどによって凍結時間は変わります。

保冷剤は完全に凍結させないと、表記されている表面温度や保冷時間を維持することができません。最大限の保冷効果を期待するのであれば、早めに準備しておきましょう。

保冷剤のおすすめアイテムと関連アイテム7選

保冷剤を選ぶポイントがイメージできたら、実際に保冷剤を選んでいきましょう。ここでは、ヒマラヤがおすすめする保冷剤と一緒に使いたいクーラーボックスを紹介します。

移動距離が長くても使いやすい長時間タイプの保冷剤

アウトドアで使うのであれば、移動距離が長くても保冷力が下がりにくい長時間タイプの保冷剤がおすすめです。

始めて買うなら!ロゴス「倍速凍結・氷点下パック L 81660641」

アウトドアブランドで有名なロゴス(LOGOS)の氷点下まで冷やせる保冷剤です。人気商品の氷点下パックと保冷能力は変わらないのに再凍結時間が半分ほどに短縮された「倍速凍結」シリーズ。事前準備がギリギリになって保冷剤が再凍結してくれないといった悩みも解消できます。
サイズは、M・L・XLとコンパクトの4種類あり、12LのクーラーボックスにLサイズ1個の保冷剤が目安になります。

ロゴス 倍速凍結・氷点下パック L 81660641
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冷やしすぎない!ロゴス「アイススタックパック847 81660162」

同じくロゴスの0℃パック保冷剤です。
凍らせず冷やしすぎない0℃パックは、すぐに使いたい食材や冷やした飲み物、お菓子などを保管するのに適しています。サイズは530gと847gの2種類あり、847gは23.5×14.2×3.4cmと氷点下パックより若干コンパクトになっています。再凍結する際に多少膨張することもあるので、庫内に入れるときは注意してください。

アイススタックパック847 81660162
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珍しいソフトタイプの氷点下!クーラーショック「クーラーショックM 7CSMS」

クーラーショック(COOLER SHOCK)は、アメリカの医療用に開発された技術を応用して作られた保冷剤です。-7.8℃を長時間キープできて、再凍結時間も半日ほどです。氷点下タイプには珍しいソフトタイプの保冷剤のため、サイズが25.5×25.5×2.5cmと多少大きめであっても軽量で持ち運びやすくなっています。
サイズはS・M・Lの3種類で、水を入れてから凍結するタイプのため、ストックとして保管しても場所をとりません。

クーラーショックM 7CSMS
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軽くて手軽に使いやすい小さいタイプの保冷剤

保冷する食材が少ないときは、小さくコンパクトな保冷剤がおすすめです。

小さくて使いやすい!ロゴス「倍速凍結・氷点下パック コンパクト2pcs 81660639」

長時間タイプで紹介した「倍速凍結」シリーズのコンパクトサイズ2個セットの保冷剤です。
直径6.3cmのコロンと丸い氷点下タイプで、従来品の半分ほどの時間で凍結します。小型のクーラーボックスや、複数個をバランスよく配置するのにもちょうどいいサイズです。
「氷点下キープシリンダー」シリーズにも対応しているため、氷やアイスクリームを溶かさず持ち歩くことができます。

ロゴス 倍速凍結・氷点下パック コンパクト2pcs 81660639
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停電時にも!ロゴス「氷点下パックGT-16℃ コンパクト2pcs 81660609」

氷点下タイプのコンパクトサイズ2個セットの保冷剤です。

直径6.3cmの丸くてかわいい形状は「氷点下キープシリンダー」シリーズにも対応しています。冷凍庫に入れていても邪魔にならないサイズのため、常備しておくと災害や停電が起こったときの備えにもなります。

ロゴス「氷点下パックGT-16℃ コンパクト2pcs 81660609」
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保冷剤と一緒に使いたい最強のクーラーボックス

保冷力をできるだけ保ちたいのであれば、冷気を逃がしにくいクーラーボックスと一緒に使うのをおすすめします。

定番!コールマン「クーラーボックス47L エクストリーム ホイールクーラー/50QTアイスブルー2000031628」

持ち手のハンドルとタイヤが付いて持ち運びやすいコールマン(Coleman)のハードタイプのクーラーボックスです。
定番モデルのエクストリームの中でも、さらに保冷力を極めた「極冷モデル」になり、コールマンの保冷テストでは5日間保冷力を保ちました。47Lの大容量は、1泊2日のキャンプやフェスなどで活躍するでしょう。

コールマン「クーラーボックス47L エクストリーム ホイールクーラー/50QTアイスブルー2000031628」
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セットでお得!ロゴス「アクションクーラー50(ホワイト)」+「アイススタックパック847×2個【お買い得3点セット】R16AE021」

衝撃に強いロゴスのハードタイプのクーラーボックスと0℃保冷剤のアイススタックパック2個をセットにしたお買い得3点セットです。
アクションクーラーは、一体成型された断熱材を使用し保冷効果を高めている機能性、大容量の50L、デザイン性もあり人気の商品です。フタは取り外しが可能なので、丸洗いもできます。

ロゴス「アクションクーラー50(ホワイト)」+「アイススタックパック847×2個【お買い得3点セット】R16AE021」
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まとめ

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保冷剤の中身はほとんど水で、高吸収ポリマーを混ぜることで水分を逃がさないジェル状にしています。保冷剤のケースはプラスチック状の硬く耐久性がある「ハードタイプ」と、ビニール状の固める形状を多少変えることができる軽量の「ソフトタイプ」があります。不要になったときは、自治体のルールに沿って処分しましょう。保冷剤の中身によっては、園芸用や消臭材としても再利用することは可能です。
保冷剤は、「保冷力」「保冷時間」「再凍結時間」の3つに着目して選びましょう。保冷力は高ければよいのではなく、冷やす対象に適した温度をキープすることが大切です。
用途に合った保冷剤とクーラーボックスを使い、アウトドアを楽しみましょう。

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