話題のランニングシューズ「ナイキ ズームフライ フライニット」の魅力や使用感

ズームフライ フライニット

「ズームフライ フライニット」は、ナイキのランニングシューズの中でも「レースに勝つためのシューズ」と位置づけられています。他にもレース用のランニングシューズはラインアップされていますが、ズームフライ フライニットにはどのような特長があるのでしょうか。

レースに勝つためのシューズ「ズームフライ フライニット」

ズームフライ フライニット

ズームフライ フライニットは、2018年10月11日に日本で発売されました。前年に発売されたズームフライの後継モデルにあたります。定価は税込で17,280円です。

カラー展開

メンズはブラック、ホワイト、ライトクリーム、ディープロイヤル、ブルーオービット、ブライトクリムゾン。
ウイメンズがブラック、ホワイト、ピュアプラチナムの3種類です。

オフセット

10mm(前足:23mm、かかと:33mm)
実際はプレートの影響で20mmの高低差があります。

重さ

メンズ27cmで約247g

サイズ展開

メンズ 24.5cm~30cm、ウイメンズ 22.5cm~26.5cm

ズームフライ フライニットの特長

では、ズームフライ フライニットがどのようにして「レースに勝つためのシューズ」になっているのか、特長を見てみましょう。

自然と足が出る推進力を生み出すプレート

自然と足が出る推進力を生み出すプレート
ズームフライ フライニットは、硬くてスプーンのような形状をしたフルレングスのカーボン製プレートを採用しています。このプレートによって、一歩踏み出すと体が自然に前へ進むようになります。反発力よりも体重移動を促されている感じです。特にフォアフットかミッドフットで接地すると効果を発揮します。

自然と前に進めれば速度を上げられますし、記録も伸ばせるでしょう。そのために関節を曲げなくても良いので、痛みやエネルギーロスを防ぎながら、同じペースで長距離を走れます。

耐久性とクッション性に優れたミッドソール

耐久性とクッション性に優れたミッドソール
ズームフライ フライニットのミッドソールは「リアクトミッドソール」で、軽くて柔らかく、滑らかな履き心地です。反発力はもちろん、レース用のランニングシューズでは犠牲にされがちなクッション性も十分にあります。走行可能な距離は500~600kmと耐久性も優れているので、レースだけでなく普段の練習用にも躊躇せず使えるでしょう。

軽くてフィット感のあるアッパー

アッパーは「フライトニットアッパー」です。熱で溶ける糸によって編まれたニットは、軽くて伸縮性があり、通気性も確保されています。靴紐を締めると足の甲からかかとまでぴったりとフィットして、安定した走りを実現してくれるはずです。

写真で見るズームフライ フライニット

次に写真でズームフライ フライニットを検証してみましょう。

全体像

ズームフライ 全体像 ズームフライ 全体像

真上から見ると、フライニットのアッパーが目を引きます。靴紐のレースホールは左右4つずつと必要最低限です。外側から見ると、ナイキのスウッシュロゴが存在感を醸し出しており、ベースの色が同じでも、スウッシュロゴの色で差別化を図っているモデルもあります。

ミッドソール

ズームフライ ミッドソール

ミッドソールに目を向けると、「ZOOM FLY FK」といったモデル名に先述のカーボンプレートやリアクトミッドソールの名前も刻印されています。横から見ると、つま先とかかとのオフセットを実感できるでしょう。インソールとミドルソールの間には、フルレングスのカーボンプレートが挟まれています。

アウトソール

ズームフライ ミッドソール

ズームフライ フライニットのアウトソールは、五角形のパターンになっています。アスファルトをはじめ、オンロードでグリップ力を発揮する仕組みです。部位によって微妙に形を変えることで、より安定感と推進力が増します。

ズームフライ フライニットの使用感

ズームフライ フライニットを履くと、まず足との一体感とミッドソールの柔らかさを実感できるでしょう。もっとも、これはサイズが合っている場合の話です。

先述のとおり、ズームフライ フライニットはレースホールが左右に4つずつしかないため、靴紐でフィット感を調節することができません。シューズの幅やかかとの感触を確かめた上で、靴紐を締め上げたときにフィット感があれば、正しいサイズといえます。

最初は前傾になりやすく、下り坂で立っているような感覚に慣れないかもしれません。まずはウォーキングやジョギングなど、遅い速度で基本的な動作を身に着けると良いでしょう。むしろ力を抜いたほうが走りやすくなります。

慣れてくると自然に足が前に出て、スピードが上がるのを実感できるはずです。1kmあたり5分を切るペースで走るとしっくりきます。

よりズームフライ フライニットの推進力を高めるには、足の接地が重要です。かかとで接地したり、足が内側や外側に傾いていたり、体より前に出ていたりすると、十分な効果を発揮できません。思ったほどスピードが上がらないときは、体の真下にフォアフットかミッドフットで接地できるように足の運びを矯正してみましょう。

ズームフライ フライニットと他のランニングシューズとの比較

ナイキにはズームフライ フライニット以外にも、数多くのモデルがラインアップされています。ズームフライ フライニットの優位性はどこにあるのか、先代の「ズームフライ」と、同じフライニットの「ヴェイパーフライ4%・フライニット」と比較してみましょう。

ズームフライとの主な違い

ズームフライ

両者はミッドソールやアッパーの素材が異なります。ズームフライのミッドソールは「ルナロンミッドソール」で、プレートはカーボン混のナイロンプレートです。アッパーにはエンジニアードメッシュを採用しています。そのため、外観もスウッシュロゴの位置が異なる以上に、アッパーの素材感に大きな違いを見い出せるでしょう。

ミッドソールもアッパーも、ズームフライ フライニットのほうが優れており、単なる後継モデルを超えてスペックアップされています。両者の価格差は定価で1,080円(税込)ですから、履き心地に癖がある点を差し引いても、ズームフライ フライニットを購入したほうがお得です。

ヴェイパーフライ4%・フライニットとの主な違い

ズームフライ

アッパーにフライニットを採用し、カーボンプレートを搭載しているところは同じですが、ミッドソールの素材は「ズームXミッドソール」という違いがあります。ズームフライ フライニットのリアクトミッドソールよりも、さらに軽量化しており、着地のエネルギーリターン率を85%まで高めているのが特長です。

一方で耐久性は低く、走行可能距離はわずかに160kmしかありません。フルマラソンを走るのであれば普段の練習用に使う余地は無いでしょう。定価は28,080円(税込)で、ズームフライ フライニットとは1万円以上の価格差があります。

ヴェイパーフライ4%・フライニットが目指すのはSUB3(フルマラソンで3時間を切ること)です。そう考えると、大会で常に上位を目指すアスリート向けといえます。

一般的なランナーには、練習にも使えてコストパフォーマンスも優れているズームフライ フライニットでも十分でしょう。製造数が少なく、売り切れが続出しているヴェイパーフライ4%・フライニットよりも簡単に入手できます。

表にまとめると、以下のとおりとなります。

ズームフライ ズームフライ
フライニット
ヴェイパーフライ4%
フライニット
定価(税込) 16,200円 17,280円 28,080円
ミッドソール ルナロン リアクト ズームX
プレート カーボン混ナイロン カーボン カーボン
アッパー エンジニアード
メッシュ
フライニット フライニット

まとめ

ズームフライ フライニットは、柔らかな履き心地と足にフィットする一体感があるランニングシューズです。フルレングスのカーボンプレートによって、自然に前へ動く推進力もあります。フルマラソンを走破できるようになって、さらに記録を伸ばしたいランナーにおすすめです。

ヒマラヤオンラインストアでは、ズームフライ フライニットをはじめ、ナイキのランニングシューズを豊富に取り揃えています。きっと、目的に合った1足を見つけられるでしょう。

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